1:平面図・竣工図はお手の物!
建物を建てる時、改装する時などは必ず平面図・竣工図は作成するかと思います。
ですので、間取り図トレース業者も作成時もっともよく頂く原稿・元データです。
どんな間取り図トレース業者さんでも見慣れているものですので、どうぞご安心ください。
一般的な平面図・竣工図などは最もトレースしやすい原稿といえます。
ただし、余分な線や記号が多い原稿ですので、トレースしてほしい線とそうでない線がある場合は、しっかり希望を伝えるようにしましょう。
発注受付時、作成代行の会社から確認が入ることもあるでしょう。
作成側に希望が伝わっていないと、ご自身が思っているイメージとは違ってしまう場合もありますし、変更や修正に追加料金や時間がかかるケースが多いです。
2:手書きの原稿はOKですが、フリーハンドは要注意
手書きの原稿もよくある原稿の一つです。 現状確認の際にとられたメモやイラストをもとに、方眼紙などに描きなおしてご発注いただくケースもよくあります。まったく問題ございません。
ただし、フリーハンドの場合は要注意、作成会社側からすると、正確にお描きするのが難しくなってきます。
3:原稿には記載がないけど。。。家具や植栽、寸法、経路もトレースしてほしい
「消防申請用に寸法を入れてほしい」
「民泊の申請用に使いたいので家具を入れてほしい」
と寸法や家具を入れてトレースして欲しいというご要望もよくいただきます。
ベッドやソファといった家具が竣工図に書かれている場合、同じようにトレースすることが可能です。
『こういうイメージにしてほしい』という仕上がりイメージを別でお持ちであれば、参考図面をご提供いただければ似たようなテイストでトレースすることも可能です。
もちろん、手書きで追記くださったものでもOK。
細かな描画が必要な場合はオーダーメイドでトレースすることになります。
要望をまとめたら、見積もり依頼をしてみましょう。
4:パースから、店舗『席図』のトレース
飲食店のWEBページ用や、消防申請用などでよくあるご要望の一つです。
家具の描画同様、原稿に記載があればトレースすることが可能です。
カウンターやソファ席、個室、囲炉裏、中庭、植栽等は、パースのイメージからくみ取ることも可能。
店舗デザイン時に使った平面図をもとに、変更箇所を加筆して入稿いただければ全く問題ありません。
また、すでに『このような仕上がりを希望します』と、WEBやチラシの仕上がりイメージをいただければ、近いイメージでトレースするプランをご提案できますので、原稿と一緒にイメージ案をいただけるととっても助かります。
ぶっちゃけ、2Dの原稿であればどんなものでもトレースは可能です。
トレースをする方法としては
(1)いただいた原稿をデジタルデータ化する
(2)描画ソフトに読み込んで、ソフトでなぞっていく
という工程で進めます。
なので、表現しづらい3Dのものなどは、事前にトレースの仕上がりイメージに関するこまかな仕様をすり合わせる必要がありますが、すでに仕上がりイメージをお持ちで、原稿も紙やPDFファイルにできているものであれば、問題なくトレースをすることが可能です。